[読書]東直己/向こう端に座った男

向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)

向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)


ススキノ探偵シリーズの4冊目で短編集。

・向こう端に座った男
こんなオチとは。
ハードボイルドとはこういうことさ。

・調子のいい奴
向こう端に座った男と同じテイストと思って読んでたら結構なハードボイルド。

・秋の終わり
ホッコリするいい話。

・自慢の息子
えええ...。
秋の終わりの次だからいい話やと思ったのにこんな終わり方...。
あと、新聞に大学合格者が載ってるなんてあるんやな。
見たことないけど時代の問題?それとも北海道では当たり前?

・消える男
面白くはあるんだけど、テーマがテーマということもあり不思議なお話。謎を謎のまま。