[読書]サムライ 評伝三船敏郎

サムライ 評伝 三船敏郎 (文春文庫)

サムライ 評伝 三船敏郎 (文春文庫)



三船敏郎のことって正直、あんまり知らないんだけど壮絶なお話。
デビューから死去までを証言をもとに綴る。
他者に対して異常な気配りをする一方、深酒をし暴れ散らす。
初めの方では女性関係はストイックだったのにある時からは女性関係が乱れ、入れ込むという二面性というか人格の変化というかすごい変わってる人。
だけど、関係者達(男性)には愛されてる。
俳優としてはすごかったんやろうけど、身近におられると困るって感じの人。
ラストの創価学会の話とか晩年の離婚絡みの話も壮絶なんだけど自業自得というか...。